感覚を身につける
こんにちは!
ブログご訪問ありがとうございます(*^^*)
ECCジュニア常滑北汐見坂教室の田中です。
毎回、レッスン後には保護者様宛にレッスン内容をメールにてお伝えしています。
今日はそのメールの内容を書いていて、これはたくさんの人とシェアしたいな、と思ったので、メールの内容を少し拡大して、このブログにも残しておきたいと思います。
英語って、やたら単数の「a」とか複数の「s」にこだわりますよね(^_^;)
単数だから、be動詞はisを使うし、複数だったらareを使います。
主語が単数だと、一般動詞にsが付きます。否定文や疑問文ではdoにsがついた「does」を使います。
モノがひとつ、ふたつ?
人がひとり、ふたり?
そんなのどうでもいいやん!!
・・と日本人は思いますよね(笑)だって日本語を話している時には、単複を意識することはあまりないですから。
でも、英語は気にするんですよね。そういう言語です。
どうしてそんなに単複にこだわるのか・・諸説いろいろあるようですが、やはり文化的な背景が大きいですね。
英語圏だけでなく、ヨーロッパ諸国の言語でもやはり単複ははっきりと表現されています。
また、英語ではないですが、ヨーロッパの言語の中には女性詞、男性詞が存在します。
同じ意味の言葉を発するにも、女性が発言する場合と男性が発言する場合で使う単語が違う(形が少し変わる)のです。
これも、日本人には理解しにくいところ。。
逆に、欧米の言語では「親子・兄弟姉妹」の表現がそこまで細かくなく、
「姉でも妹でもsister」「兄でも弟でもbrother」ですよね。
でも日本語では伯父伯母、叔父叔母でも兄弟の序列によって漢字が違ったり。
上下関係を重んじるアジアの文化の一面と言えるのではないでしょうか。
違う言語を学ぶということは、その文化ごと学ぶ必要があるということです。
かといって、どうして単複にそんなにこだわるのか、性別によって使う言葉が異なるのかの理由を深く調べる必要があるかというと、そういうわけでもありません。
知ったところで、たいていの人は「ふーん。そうなんだ。」と、それだけで終わると思います(^_^;)
だから結局は、その理由を頭で考えて理解することよりも、その言語はそういうものなんだと受け入れ、そのスタイルをそのまま身につけていくことが一番だと思いませんか?
ではその感覚をどうやって身につけるのか。
それは、たくさんの英語に触れること、大量にインプットすることに限ります。
またそれらを聞いたまま覚える⇒真似する⇒自分で使えるようにしていく、というプロセスの中で、感覚を身につけることができます。
私たち親世代の時代にはこれらの文法を「頭で理解して覚える」しか方法がありませんでした。
なんでだろう?と思いながら、一人の人が主語だったら動詞にsを付ける、ということを頭で理解して覚えてきたのだと思います。私はそれでも英語が好きだったので苦になりませんでしたが・・。
私たち親世代の時代の英語学習では、圧倒的にインプットが足りなかった。と思います。
例文を覚えるにしても、文法を理解するにしても、それらを覚えるためだけの最小限の英語にしか触れていませんでした。
でも時代は変わって、今では子供たちは早くから英語を習い始めます。
最初は耳からの音情報を中心としたインプットが中心です。たくさんの英語を聞き、真似をして、「どうしてhaveじゃなくてhasなんだろう?」なんて疑問は特に感じないままに、フレーズをまるごと覚えていきます。
その後徐々に、読み書き、文法に移行します。
大量のインプットをすることで、少しずつ自然に「主語がSheやHeの時には動詞にsがついている」ことを感覚的に覚えていくことができます。
補足として、高学年になってからの文法学習で理屈を理解し、補助的な役割として「あぁ、そういう理由があったんだな」くらいの感覚が持てればOKです。
でも、感覚を養うのであれば、この「大量」は、本当に「大量」でなくてはいけないと思います。
子供たちが早くから英語を始めたメリットのひとつに、「大量のインプット期間を持てる」ということがあります。
まだ小さいお子さん、低学年のお子さんのおうちの方は、是非、「感覚を身につけるための大量インプット」を頭に置いて環境作りしてあげてください。
ECCのCDやDVDだけじゃなく、ディズニー映画、海外ドラマ、英語の歌、なんでもOKです。是非積極的に、楽しくインプットしていきましょう。
あぁ、また長くなってしまった・・(-_-;)
読んでくださった方、ありがとうございます。
さて、今週末はいよいよ発表会&ハロウィンパーティーです♪♪
またブログでもその様子をご紹介したいと思います。
新年度の生徒募集は・・
とりあえず、発表会が終わったら動き出します(^_^;)遅いって。。
新年度の募集は、今回は年中・年長・小1~3のみです!
高学年で入学希望の方には申し訳ありませんが、高学年はクラス数も生徒数も満タンです。
また発表会が終わって落ち着いたら、こちらでも詳細お知らせいたしますね☆
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