「こうあるべき」の垣根をとっぱらってしまおう!

こんにちは(*^_^*)

ECCジュニア常滑北汐見坂教室の田中です。


PTA新聞に寄稿する記事をまとめているんですが、文字数が限られていてなかなか言いたいことが短くまとまらない(^_^;)

というわけで、自由に書けるブログの方に書きたかった内容のバックグラウンドの部分を書きます。



日本は経済的、技術的に先進国でありながら

自信・自己肯定感の持てない人(大人も子供もですね)が多いですね。


それは、小さい頃から「ああしなさい」「こうしなさい」と言われて育ち、

みんなと同じであることを求められ、

飛び出すぎてもいけない、

できなさすぎてもいけない、

という窮屈な箱の中に閉じ込められているからじゃないでしょうか。


「人に迷惑をかけてはいけない。」

これは日本の社会の中ですごくすごく大きな基盤ですね。


お兄ちゃんは、

お姉ちゃんは、

男の子は、

女の子は、

小学生は、

中学生は、

高校性は、

「こうあるべき」という、小さな箱。


とても強くて、ひとりでは立ち向かえないような社会通念を植えつけられ、

(逆に思春期にこういうものに立ち向かえる人はとても強い人だと思います)

条件を満たさないと自分には価値がない、

これができないと私には価値がない、

そんな無意識の「こうあるべき」に多くの人(大人も子供も)が縛られているんじゃないでしょうか。


大人は、自分が縛られているもんだから、

子供にも同じように求めてしまう。

そしてその「こうあるべき」はまたひとつ次の世代に引き継がれていく。


大人バージョン

「毎日家族のために健康的な食事を作らなきゃいけない」

「子供を早く寝かせないといけない」

「家がいつも片付いてないといけない」

「子供に怒ったらいけない」

「子供を甘やかしたらいけない」

など


子供バージョン

「朝早く起きるべき」

「夜早く寝るべき」

「ゲームはやりすぎてはいけない」

「宿題をやってから遊ぶべき」

「TVは見すぎてはいけない」

「好き嫌いせず食べるべき」

「お菓子は食べ過ぎちゃいけない」

など


ちょっとそういうものから一歩離れて、「本当に?」と問いかけてみませんか。

自分自身を、「○○できなかったらダメな自分」ではなくて、

お子さんを、「○○できてすごいね!えらいね!」ではなくて、

そのままの自分自身を、そのままのお子さんを、

条件つき(○○できたら、○○になったら)ではなく、

そのままを受け入れて、「私は、子供は、このままで十分素晴らしいんだ」「今の自分で十分なんだ」と認めていったらどうでしょう。


そのままの自分を好きになること、

自分を認めること、

このままの自分でいいんだ、と思えることが、

自信・自己肯定感が育つのに必要なことです。


大人にそれができていなかったら、子供に対してもできません。

まずは親が、そのままの自分を好きになること。

そしてそのままの子供を愛すること。


宿題ができるから愛してるわけじゃないですよね。

勉強がんばるから愛しているわけじゃないですよね。


条件をつけず、「こうあるべき」という思い込みの垣根をとっばらって、

そのままを素晴らしいと認める。


子供を全面的に100%信頼して、任せる。

めちゃくちゃ難しいことですが、

親がこういう気持ちで子供に向き合うと、

子供たちは自分の力で、自分のコンパスで、

進む方向を見つける方法を探しはじめるんじゃないでしょうか。


「みんなと同じじゃなくていい、そのままの自分で素晴らしい」

子供達がそう感じられる社会にしていきたいですね。

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