効果的なCDの聞き方、DVDの見方

日々、ご家庭での英語接触量についてしつこく触れています(すみません)。

各ご家庭によってその方法は異なってくるかと思いますが、今回は効果的なCD・DVDの利用方法についてシェアしたいと思います。

各レベル、宿題には「CDのトラック番号○番を聞きましょう」とあり、聞いた回数を記入する欄があります。(DBクラスについては音声ペン)

いつもそこだけを聞いていますか?

もちろん学習した部分を集中的に聞くのはとても大切ですので、そのように宿題が出ています。それは、単語を覚える、スキットのセリフを覚える時に必要ですね。

ですが、もっともっと効果的に聞くには、それプラス、毎日CD1の1番から流しっぱなしにすることです。

どのレベルのCD1にも、だいたい最初の15番くらいまでに、Useful Expressionsや歌などが入っています。まだレッスンで学習する前でも、繰り返し聞いているうちにそれらは覚えてしまいます。しっかり文字を見て歌う必要はなく、リズムや音の塊として頭と耳に残ります。

 既に音として頭に入っているものを、その後レッスンで一つずつ、文字情報と一緒に学習をします。すると頭の中で何が起こるかというと、頭の中で記憶していた音の塊が今度は文字という形で目から再度インプットされます。耳から、目から、別ルートで入ってくることで、しっかりと理解・習得が進みます。

 

それだけでなく、英語特有の単語と単語のつながりによって変化する音の仕組みも自然に理解できるようになります。これは私たち大人世代の英語の授業の中ではほとんど触れられていなかった部分です。

例えば、「Some like it hot」という文章(PIクラスでUnit2で歌っている歌の歌詞の一部です)、あまり英語が得意でない方だと「サム ライク イット ホット」と読んでしまうのではないでしょうか。でも実際は(実際の英語の発音をカタカナで表すのは非常に難しいのですが、あえて書くなら)「サムライキッハッ」のように聞こえます(発音します)。

 

子供たちは、先に「サムライキッハッ」という音を聞いて、そのまま覚えた後に文章を見て

「Some like it hot」という文字情報を見ながら、正しい発音で歌うことができます。すると次第に、like itはライキッのように発音するんだということが知らないうちに身についてきます。

 

((まとめ))

インプット(耳)⇒インプット(目)⇒アウトプット(口)という流れで習得するために、レッスンで学習する前でも積極的にCDを聞いたりやDVDを見て活用する。


インプット(耳)⇒インプット(目)⇒アウトプット(口)という流れは、より流暢な発音、理解を育てるために必要です。

正しい発音でアウトプットできるように練習しつつ、次のステップとして文章の丸覚え、それが蓄積されると今度は自然と語順などのルールがわかるようになり、自分でも文章が作れるようになってきます。(PAレベルではなんとなく身についている語順などのルールを、今度ははっきりと文法学習を通して理解していきます)

 

ついでにもう一つ強調したいのは、単語単体で覚えるのではなく、必ず文章の中で覚えること。これをしないと、語彙がたくさんあっても使い方がわかりません。ですので、一生懸命単語ばかり覚えるより、歌を歌ったりUseful Expressionsやスキットなどを完ぺきに覚える方がいいでしょう。

 例えば、talkativeという単語を覚えるのであれば、talkative talkative talkative・・・と覚えるのではなく、

 I’m talkative. You’re talkative. He’s talkative・・という感じで。

発展的に覚えるなら、

 I’m not talkative. You’re not talkative. He’s not talkativeや、

 Are you talkative? Is he talkative?  Yes, I am. Yes, he is. 

などというように覚えると良いでしょう。

こういう仕組みと流れで英語を覚えていくということを、おうちの方が理解された上で、今後も効果的に家庭学習用の教材を利用してください。

 

また、いつもお伝えしていることですが、ECCの教材だけでなく、アニメを英語で見る(ディズニーやおさるのジョージなど)、英語の歌を聞くこと、また幼児・小学基礎クラスについてはご家庭でも積極的にUseful Expressionsのフレーズなどを使っていただくことなども含め、英語が身近な言葉で、勉強ではなく、使うもの、使えたら便利なものであることを実感しながら学習してきましょう。

同じ教材で学習をしていても、その使い方、取り組み方次第でお子さん一人ひとりの伸び方は全然違ってきます。スパルタ教育ママになっていただく必要は全くありません。

一緒に楽しく、英語のある生活の中で身につけていきましょう。


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